酵素ドリンクには、アレルギーの原因となる食品が含まれる場合があります。ただし、酵素ドリンクに共通する原材料があるわけではないため、商品ごとに確認が必要です。野菜や果物だけでなく、大豆、りんご、もも、キウイフルーツ、乳などを使っている商品もあります。
酵素ドリンクに含まれる可能性があるアレルギー食品
酵素ドリンクは、野菜、果物、野草、穀物などを発酵させた飲料です。商品によって原材料が大きく異なるため、「酵素ドリンクだからアレルギー食品は含まれない」とは判断できません。
たとえば、次のような食品が原材料に使われている可能性があります。
- りんご、もも、オレンジ、キウイフルーツ、バナナなどの果物
- 大豆、ごま、アーモンド、カシューナッツ、くるみなどの豆類・ナッツ類
- 小麦、そばなどの穀類
- 乳、卵
- やまいもなどの野菜・植物
上記は酵素ドリンク全般に必ず含まれる原材料ではありません。実際に含まれる食品は、商品ラベルの「原材料名」と「アレルギー表示」で確認してください。
「酵素」そのものがアレルギーの原因になるのか
酵素ドリンクでいう「酵素」は、野菜や果物などを発酵させたエキスを指していることが多く、原材料名に「酵素」と書かれていても、それだけで特定の食品が含まれるかは分かりません。
アレルギーの原因を確認するには、「酵素」という表示だけでなく、発酵に使われた食品、果汁、植物エキス、香料、甘味料などを含めて原材料全体を見る必要があります。原材料の詳細が分からない商品は、アレルギーがある人が自己判断で飲むのは避けたほうが安全です。
原材料表示で確認する項目
商品を選ぶときは、次の順番で表示を確認します。
- 商品の容器や公式の商品情報で「原材料名」を確認する。
- アレルギー表示に、食べられない食品が含まれていないか確認する。
- 「同じ工場で○○を含む製品を製造しています」などの注意書きを確認する。
- 不明な原材料や表示がある場合は、飲む前に販売元へ問い合わせる。
アレルギー表示がないことだけを理由に、「アレルギー食品が絶対に入っていない」「混入の可能性がない」と判断することはできません。表示の対象や表示方法には条件があるため、重いアレルギーがある場合は、販売元に製造工程や混入の可能性まで確認してください。
特に確認したい表示
日本の食品表示では、食物アレルギーの原因となる食品のうち、表示が義務付けられているものがあります。代表的なものは、えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生です。
このほかにも、表示が推奨されている食品があります。大豆、りんご、もも、キウイフルーツ、オレンジ、ごま、アーモンド、カシューナッツなどが含まれる商品もあるため、義務表示の食品だけでなく、本人が避けている食品を原材料名全体で確認することが大切です。
なお、制度の対象となる食品や表示の扱いは変更されることがあります。現在の商品表示について判断するときは、購入する商品の表示と販売元の案内を優先してください。
アレルギーがある場合に飲んでもよいか
原材料と製造工程を確認でき、避けるべき食品が含まれていないと判断できる場合に限り、選択肢になります。原材料が複数の植物エキスとしてまとめられている、表示が不十分、問い合わせても回答が得られないといった場合は、飲用を控える判断が無難です。
少量でも症状が出る人、過去に強い症状が出た人、医師から食物アレルギーの指示を受けている人は、自己判断で試さず、主治医に相談してください。初めて飲む商品を少量から試す方法も、重いアレルギーがある人には適切とは限りません。
飲んだ後に症状が出たとき
酵素ドリンクを飲んだ後に、じんましん、口や喉のかゆみ、腹痛、嘔吐、せき、息苦しさなどが出た場合は、飲用を中止してください。症状が強い、急速に悪化している、呼吸が苦しい、意識がぼんやりするといった場合は、救急車を呼ぶなど、すぐに医療機関へ連絡します。
受診時には、商品名、飲んだ量、飲んだ時刻、容器や原材料表示、症状が出た時刻を伝えられるようにしておくと、原因の確認に役立ちます。
酵素ドリンクのアレルギーを確認するときの結論
酵素ドリンクには、果物、野菜、大豆、ナッツ、小麦、乳など、アレルギーの原因となる食品が含まれる場合があります。商品ごとに原材料が違うため、まず「原材料名」と「アレルギー表示」を確認し、表示だけで判断できない場合は販売元へ製造工程も問い合わせてください。







