酵素ドリンクダイエット中に胃痛があるときは、いったん飲むのをやめ、空腹のまま続けないことが基本です。胃痛の原因は、酵素ドリンクそのものだけでなく、酸味のある成分、添加物、カフェイン、飲み方、食事量の減らしすぎなども考えられます。
強い痛み、吐血、黒い便、繰り返す嘔吐などがある場合は、自己判断で対処せず、早めに医療機関を受診してください。
胃痛があるときの対処法
まずは酵素ドリンクと、原因がはっきりしないサプリメントや置き換え食品の使用を中止します。症状が続いている状態で、薄めて飲む、量を減らす、別の商品に替えるといった方法で続けるのは避けてください。
- 酵素ドリンクを中止する
商品名、飲んだ量、飲んだ時刻、胃痛が始まった時刻を記録しておくと、受診時や相談時に役立ちます。 - 水や白湯を少量ずつ飲む
吐き気がなければ、一度に大量に飲まず、少しずつ水分を取ります。吐いてしまう場合は、無理に飲み続けないでください。 - 空腹の時間を長くしない
食事制限によって胃が空の状態が続いていた場合は、消化しやすい食事を少量から取ります。おかゆ、うどん、スープなどが一例です。 - 胃を刺激しやすいものを控える
アルコール、コーヒーなどのカフェイン飲料、炭酸飲料、香辛料の強い料理、脂っこい料理、酸味の強い食品は、症状が落ち着くまで控えます。 - 痛みが続くか確認する
中止しても改善しない、何度も繰り返す、食事や水分が取れない場合は、内科や消化器内科に相談します。
酵素ドリンクで胃痛が起きる主な理由
胃痛の原因は人によって異なり、酵素ドリンクを飲んだことだけで特定することはできません。ただし、次のような条件が重なると、胃の不快感や痛みにつながる可能性があります。
酸味のある成分が含まれている
酵素ドリンクには、発酵由来の酸味や、果物、酢、クエン酸などを含む商品があります。酸味の強い飲料を空腹時に飲むと、胃に刺激を感じる人がいます。
空腹のまま飲んでいる
食事を酵素ドリンクだけに置き換えると、胃が空の時間が長くなります。空腹時の飲用や極端な食事制限が、胃痛や吐き気のきっかけになっている可能性があります。
カフェインやハーブなどが含まれている
商品によっては、カフェインを含む茶類、香辛料、ハーブ、甘味料などが使われています。成分に対する反応には個人差があるため、ラベルの原材料名を確認してください。
一度に多く飲んでいる
決められた量を超えて飲んだり、短時間に一気に飲んだりすると、胃腸に負担がかかることがあります。規定量を守っていても症状が出る場合は、量の問題と決めつけず使用を中止します。
ダイエット以外の病気や体調不良がある
胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、感染性胃腸炎などでも胃痛は起こります。酵素ドリンクをやめても痛みが続く場合は、飲み物が原因とは限りません。
再開してもよい?胃痛が治まった後の判断
胃痛が治まっても、原因が分からないまま同じ酵素ドリンクを再開するのはおすすめできません。特に、飲むたびに痛みが出る場合は、使用を中止し、商品の原材料と飲み方を確認したうえで医療機関や薬剤師に相談してください。
医師から食事制限を指示されている人、胃腸の病気がある人、妊娠中の人、薬を服用中の人は、自己判断で置き換えダイエットを行わないでください。酵素ドリンクに含まれる成分と薬の組み合わせによっては、確認が必要な場合があります。
すぐに受診したほうがよい症状
次の症状がある場合は、単なる飲み過ぎや一時的な胃の不快感と判断せず、早めに医療機関へ相談してください。症状が強い場合や急に悪化した場合は、救急受診も検討します。
- 突然の強い腹痛、時間とともに悪化する痛み
- 吐血、血が混じった便、黒くタール状の便
- 繰り返し吐いて、水分を保てない
- 発熱、冷や汗、意識がぼんやりする、強い脱力感
- 顔や唇の腫れ、じんましん、息苦しさ
- 数日たっても胃痛が改善しない、または何度も再発する
胃痛を防ぐために確認すること
症状が落ち着いた後も、再使用を考える前に次の点を確認します。
- 原材料に酸味料、酢、カフェイン、ハーブなどが含まれていないか
- 「食事を置き換える」「空腹時に飲む」などの使用方法になっていないか
- 表示された1回量や1日の回数を超えていないか
- 同時期に始めたサプリメントや薬がないか
- 胃痛以外に、下痢、吐き気、発疹などが出ていないか
酵素ドリンクは、商品によって原材料や糖分、カフェインの有無が異なります。また、酵素ドリンクを飲むことだけで健康的な減量ができるとは限りません。胃痛が出た場合は、減量を優先して我慢せず、通常の食事を含めた無理のない方法に切り替えることが大切です。
まとめ
酵素ドリンクダイエットで胃痛があるときは、飲用を中止し、水分を少量ずつ取り、空腹を避けて胃に負担の少ない食事を取るのが基本です。強い痛み、出血、嘔吐、アレルギーを疑う症状がある場合や、痛みが続く場合は、早めに医療機関を受診してください。







