酵素ドリンクを使ったダイエット中の便秘対策は?

酵素ドリンクを使ったダイエット中の便秘対策は?

酵素ドリンクを使ったダイエット中の便秘対策は、水分・食物繊維・食事量を極端に減らさないことが基本です。酵素ドリンクだけで便秘が改善するとは限らず、置き換えや食事制限によって便の材料や水分が不足している場合は、方法を見直す必要があります。

酵素ドリンクで便秘になりやすい理由

ダイエット中は、食事量や炭水化物、脂質を減らすことで、便の材料となる食品や水分の摂取量も少なくなりがちです。特に、酵素ドリンクだけで長時間過ごす方法では、食物繊維が不足し、便の量が減って排便しにくくなることがあります。

また、酵素ドリンクは商品によって原材料や糖質量が異なります。「酵素」という名前だけで便秘への効果を判断せず、食物繊維の有無、糖質量、下剤に近い成分やハーブの有無をラベルで確認してください。酵素ドリンクを飲んでいても、食事から食物繊維を取らなければ便秘対策には不十分です。

まず試したい便秘対策

便秘が気になるときは、酵素ドリンクを追加するより、次の順番で生活と食事を見直します。

  1. 水分を少しずつ取る。のどが渇いてから一気に飲むのではなく、起床後や食事中、運動後などに分けて飲みます。水分制限が必要な病気がある場合は、自己判断で増やさず主治医に確認してください。
  2. 食事を極端に減らさない。置き換えを続けて便の量が明らかに減った場合は、1日すべてを酵素ドリンクだけにせず、通常の食事を組み合わせます。
  3. 食物繊維を含む食品を加える。野菜、きのこ、海藻、豆類、果物、全粒穀物などを、体調を見ながら取り入れます。急に大量に増やすとお腹が張ることがあるため、少量から始めます。
  4. 朝食後などにトイレへ行く時間を作る。便意を感じたら我慢せず、足台などで膝を少し高くして前かがみになると、排便しやすい姿勢を取りやすくなります。
  5. 軽く体を動かす。散歩やストレッチなど、無理のない運動を習慣にします。体調が悪いときや食事をほとんど取っていないときは、運動を優先しないでください。

便秘中に酵素ドリンクを飲み続けてもよい?

商品に表示された用法・用量の範囲で飲むこと自体が直ちに問題になるとは限りませんが、便秘を改善する目的で量を増やしたり、食事を酵素ドリンクだけにしたりするのは避けてください。飲んだ後に腹痛、下痢、吐き気、動悸などが出た場合は中止し、原材料や摂取量を確認します。

酵素ドリンクに含まれる成分や糖質量は商品ごとに異なります。便秘対策として選ぶ場合も、「酵素」という表示だけでなく、栄養成分表示と原材料名を確認し、置き換えによる栄養不足が起きない方法かを判断してください。

下剤やサプリメントを使う場合の注意

便秘に効くとうたうお茶やサプリメントには、刺激性の成分が含まれていることがあります。自己判断で酵素ドリンクと併用したり、表示量を超えて飲んだりすると、腹痛や下痢につながるおそれがあります。

数日たっても改善しない、繰り返す、薬を使いたいという場合は、薬剤師や医師に相談してください。妊娠中、授乳中、子ども、高齢者、持病がある人、服用中の薬がある人は、特に自己判断で下剤やサプリメントを追加しないことが大切です。

早めに医療機関へ相談したい症状

便秘に加えて、強い腹痛、腹部の張りと嘔吐、血便、発熱、急な体重減少がある場合は、ダイエットを中止して早めに医療機関へ相談してください。便もガスも出ない状態や、これまでにない急な便通の変化がある場合も、単なる食事制限による便秘と決めつけないでください。

酵素ドリンクを使ったダイエット中の便秘は、まず置き換え量や食事量、水分、食物繊維を確認します。酵素ドリンクを増やすのではなく、必要な食事を確保しながら便通を整えることが、最初に行う対策です。