酵素ドリンクとアルコールは、健康な成人であれば同じ日に併用できる場合があります。ただし、酵素ドリンクにアルコールとの併用を避ける成分が入っていないこと、食事量を極端に減らしていないことが前提です。ダイエット中は、酵素ドリンクとお酒の両方に含まれる糖質・カロリー、空腹で飲むことによる体調不良に注意してください。
なお、酵素ドリンクを飲めばアルコールのカロリーや影響を打ち消せるわけではありません。減量を優先するなら、飲酒量と頻度を抑え、酵素ドリンクは商品の栄養成分を確認して取り入れることが大切です。
酵素ドリンクとアルコールを併用するときの注意点
併用するかどうかは、酵素ドリンクの成分、飲酒時の食事量、体調の3点で判断します。特に、酵素ドリンクだけで食事を済ませてからお酒を飲む方法は避けたほうがよいでしょう。
酵素ドリンクが低カロリーとは限らない
酵素ドリンクは商品によって、糖類や果汁などを含みます。「酵素」という名称だけで、低カロリー・無糖とは判断できません。商品のラベルで、1回分のエネルギー、糖質または炭水化物、アルコールとの併用を避ける成分の有無を確認してください。
また、飲料として販売されている酵素ドリンクは、体内で不足した酵素を補って脂肪を直接燃やす飲み物とは限りません。ダイエットへの影響は、酵素ドリンクを飲んだかどうかより、1日の食事・飲酒を含めた総カロリーと栄養バランスで決まります。
お酒にもカロリーがある
アルコールには1gあたり約7kcalあります。さらに、ビール、チューハイ、梅酒、カクテルなどは、アルコールに加えて糖類を含むことがあります。
たとえば、仮にお酒1杯が150kcalで、酵素ドリンク1回分が80kcalなら、飲み物だけで230kcalです。これは説明のための計算例であり、実際のカロリーは商品や量によって変わります。
「酵素ドリンクを飲んだから、その分お酒を飲んでもよい」と考えると、摂取カロリーが増えて減量しにくくなる可能性があります。
ダイエット中に飲酒するなら、酵素ドリンクをどう使うか
飲酒する日は、酵素ドリンクを食事や水分の代わりにするのではなく、商品の表示に従って補助的に利用してください。食事を抜いてお酒を飲むと、酔いやすくなったり、飲酒後に強い空腹を感じたりすることがあります。
- 酵素ドリンクの1回分のカロリーと糖質、原材料を確認する。
- 飲酒前に、主食・主菜・副菜を含む軽めの食事をとる。
- お酒の量をあらかじめ決め、酵素ドリンクやお酒を追加で飲み続けない。
- お酒と一緒に水も飲み、飲酒後に酵素ドリンクだけで食事を済ませない。
- 翌日は極端な断食をせず、通常の食事リズムに戻す。
酵素ドリンクを飲む時間に決まりがない商品でも、飲酒直前に飲めばアルコールの影響を抑えられるとはいえません。アルコールの吸収や酔い方は、飲酒量、食事、体格、体調などによって変わります。
併用を控えたほうがよいケース
次のような場合は、酵素ドリンクとアルコールを自己判断で併用しないでください。
- 酵素ドリンクに医薬品成分や、アルコールとの併用に注意が必要な成分が含まれている
- 薬を服用している
- 肝臓や腎臓の病気、糖尿病などがある
- 妊娠中、授乳中である
- 食事制限中で、めまい・吐き気・動悸・強いだるさがある
- 酵素ドリンクを飲むと腹痛や下痢などの症状が出る
薬を服用している人は、酵素ドリンクの原材料表示を持って、医師や薬剤師に確認してください。サプリメントや健康食品でも、原材料や成分によっては薬や体調に影響する可能性があります。
ダイエット中のお酒の選び方と飲み方
ダイエット中は、酵素ドリンクとの組み合わせよりも、飲酒量、割り材、つまみ、飲む頻度を見直すほうが重要です。
- 糖類を含むカクテルや甘いチューハイを続けて飲まない
- お酒1杯ごとに水や無糖飲料をはさむ
- 揚げ物や締めの麺類などを重ねて食べない
- 飲酒日を毎日にせず、休肝日を設ける
- 空腹のまま飲まない
「糖質ゼロ」「低カロリー」と表示されたお酒でも、アルコール自体のカロリーがなくなるとは限りません。表示の対象が糖質なのか、エネルギーなのかを分けて確認しましょう。
併用してよいか迷ったときの判断
健康な成人で、酵素ドリンクの成分と表示を確認でき、食事を抜かず、飲酒量を管理できるなら、同じ日に飲むこと自体が直ちに禁止されるとは限りません。
一方で、酵素ドリンクで食事を置き換えている、商品に複数のハーブや成分が入っている、薬を飲んでいる、体調に異変がある場合は、併用を控えてください。判断できない場合は、商品の販売元ではなく、医師や薬剤師に成分表示を見せて相談するのが確実です。
結論として、酵素ドリンクとアルコールは条件付きで併用できますが、酵素ドリンクが飲酒の影響やカロリーを打ち消すわけではありません。まずは酵素ドリンクの栄養成分と原材料を確認し、食事を抜かず、水分をとりながら飲酒量を抑えてください。







